提言

2017

総合知学会は、先人の知、すなわち功利主義、自由主義、共同体主義の3つの正義原理を統合しつつ、さらに状況把握の知性(精神)、感情的知性(心)、啓示的知性(魂)、物理的知性(肉体)の4つの知性を順次適用し、社会的な問題の解決策を模索し、それらを提言として社会に公表していく。そして、社会の人々と議論を重ねつつ、その問題解決に寄与して行く。

出典: 西垣通、ネット社会の「正義」とは何か-集合知と新しい民主主義、角川選書、2016:
Schwab, K., The Fourth Industrial Revolution, World Economic Forum, 2016
(世界経済フォーラム訳, 第四次産業革命-ダボス会議が予測する未来、日本経済新聞出版社 2016)

【提言】 わが国の原子力発電のあり方を問う! - 還暦を迎えた原発 -

【SP2016-01】
2017年3月11日
総合知学会
我が国の原子力発電のあり方研究グループ

提言 1:原子力政策の根本を見直そう。
提言 2:なぜ原発は「国策民営」で推進されてきたかを認識しよう。
提言 3:原発の安全性に関する政治と科学技術とのギャップを認識しよう。
提言 4:原発の安全性の科学技術的判断には科学的な限界のあることを認識しよう。
提言 5:原発に関する「責任・権限システム」を確立しよう。
提言 6:国策民営からの決別(1)「もんじゅ」から学び、研究内容の再検討と新しい官産学協力研究体制を構築しよう。
提言 7:国策民営からの決別(2):国は国民が負担する原発に関する総費用を毎年算定公表しよう。
提言 8:国策民営からの決別(3):電力会社は民間企業として原発事業の是非を自主的に判断しよう。
提言 9:放射線量の計測,生体への広範囲な影響検査システムを構築しよう。
提言10:“今”こそ安全で合理的なエネルギー社会構築に挑戦しよう。

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