日時:6月11日(土)ネッ定例会
議事内容 (1)「システム思考における目的論理構造と社会倫理 XII」
~価値客観主義と価値主観主義の超克について~
荒井康全
19世紀後半から20世紀前半に活躍したアレクセイ・マイノングの思想を21世紀のモラル革命の概念として再評価した内容。トランプ、バイデンの米国大統領選挙の不正問題などの具体例を交えながら“晒し(さらし)”すなわち問題を透明、オープンにして種々の主観を客観化する方法論はDX時代の道徳、倫理のあり方を示唆する内容であった。
(2)思想としての生存OS(フェーズ1)
パソコンのOSとはなにか、まずその歴史を振り返る。さらに最近は建築OSとか都市OS とか概念が拡大、応用されてきた状況を俯瞰する。そして、それならば国民一人一人の一生涯の生存を保障する基盤になる「生存OS」というコンセプトが可能ではないかと提案。
まだフェーズ1の段階で種々課題や疑問が提示された。
神出瑞穗