神出研究室

総合知学会HP会員自己紹介
かみでみずほ
神出瑞穗 1942年1月2日生まれ:
松下電器産業(株)、ハードシンクタンク松下技研(株)を経て,
科学技術・生存システム研究所 所長
興味分野 システム思想・理論、日本人論、科学技術文明論
総合知に
ついて ① システム思考(システムとは部分の集合以上のもの)と歴史観を駆使し複雑な諸問題を解決しようとする態度と智恵
② それなりの人生・社会経験をへて総合知的視点は備わる。
その意味では50才台以降の世代が社会貢献すべき分野
主要な
活動内容 ① 通産省委託研究:「エネルギー需要と地域整備についての
総合的研究」(1978):日本列島の再生可能エネルギー潜在量
が当時の年間エネルギー消費量の100倍であることとミクロか
ら半自律分散型田園産業都市を構築することを提言。
② 「科学技術文明の構造と機能およびその制御について」:
総合知学会誌、VOL2002/1(2003年):欲望と人工物が指数函数的に増加する社会を文明の計測制御システムで対処する。
③ 「インドにおける[人間・牛共生型生存システム]とその
現代的意義」総合知学会誌VOL2014/1(2015):インドにヒンズー教徒とイスラム教徒が共存出来ている原因に「牛」の棲み分け利用があることとそこから新しい文明のヒントを抽出。
④ 「提言 我が国の原子力発電のあり方を問う!」
総合知学会 我が国の原子力発電のあり方研究グループ
総合知学会誌VOL2016/1(2017):当学会HPに全文掲載
⑤ 「新しい日本の方向とかたちー文明の相転移と潤滑油
国家論」総合知学会誌VOL18/1(2020):文明の衝突を繰り返す世界を複雑な歯車機械と見なし、その中での日本は潤滑油機能を果す国家を目指すべきであることを提言。
⑥ 「新しい日本の方向とかたち(その2)~AIと智徳文明論
~」総合知学会誌VOL19/1(2021):智徳文明建設をAIの目的とし、国民一人一人の安全、安心でそこそこ快適なマン・人工物生存システム(生存OS)の構築を提言。
<著書>
① 『日本人の心とかたちー無自覚日本人考』おうふう社(2012)
② 『収奪文明から環流文明へ―「第2期科学技術文明の胎動」』伊東俊太朗・染谷臣道編著 東海大学出版(2012)